システムエンジニアの思考

三十代半ばのどこにでもいる普通のシステムエンジニアが、日常のどうでもいいことを書くブログ

ブログをやめた理由、始めた理由

 実は昨年の春に三十代半ばにして人生初のブログを開設したのだが、ここ最近は全く更新していなかった。最後に更新したのはワールドカップで日本代表がコートジボワールに鮮やかな逆転負けをした頃だったので、もう半年近く更新していないことになる(最後の記事もワールドカップにまつわる話だった)。

 ブログを書くのをやめた理由は特に無い。仕事が忙しくなったからではないし、ザッケローニジャパンがブラジルで惨敗したからでもない(少なからずショックはあったが)。あえて言うなら、更新を続けていく理由が見当たらなくなった、ということになるだろうか。前のブログでは一年間に百を超える記事を書き、自分としてもそれなりに楽しかったのだが、一区切りをつけて新しいスタートを切りたいという気持ちが今は強い。

 世の中はツイッターフェイスブックが全盛である(勢いはだいぶ失われている気もするけど)。そんな中でブログをあえて選ぶメリットに関して、自分が日々考えたことを記録して、後からそれを読み返すことができる点にあると私は思っている。前のブログでは一年という短い期間だったが、ブログを書き続けていく中で新たな気づきがあったし、文章にすることで自分の考えを整理することもできた。36歳のどこにでもいる普通のシステムエンジニアの私にとって、そういう場をキープしておくことは必要な気がしている。

 「システムエンジニアの思考」というタイトルにしたが、「SI業界の課題についての考察」のような高尚なことを書くつもりは全くない。そういう話題は、はてな界隈に沢山いる他のITエンジニアに任せることにして、このブログでは私の身の回りで起きた割とどうでもいいことについて書いていくつもりだ。そんなものを世の中に公開してどうするんだ、という意見もあると思うが、自分以外に一人でも読んで楽しんでもらえる人がいればいいな、という軽い気持ちで淡々と書いていきたいと思う。

 どうか末永くお付き合いください。